【2018】合同トライアウトを終えて注目選手をピックアップ【野手編】

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前回の投手編に引き続き、今回はトライアウト受験者の中から野手の注目選手についてまとめていく。

と、書いている間に巨人を戦力外となった中井大介獲得にDeNAが早速手を上げたようだが、まぁこれはそれなりの人が予想していた事だろう。

 

巨人ファンからの評判はどうにも良くないが、年齢、実績を考えれば今季の自由契約選手(野手)の中で一つ抜けた物を持っている。

トライアウト翌日に即、という話だからトライアウトはやはり関係無いじゃないと思わないこともないが、とにかく中井含めトライアウト参加選手の中から注目選手(野手)を数人紹介していこう。

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2018トライアウト 注目選手詳細【野手編】

中井 大介(ナカイ ダイスケ)内・外

 

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(元)所属巨人年齢28(1989/11/27)
今季年俸2400投/打右/右
身長/体重183/88 プロ年数 11
(通算・今季)成績
  • 通算:345試合733打席 161安打11HR 打率.244 OPS.652
  • 今季:70試合97打席 打率.186 OPS .534
トライアウト結果
  • 第1打席(新垣) 138キロ打って三ゴロ
  • 第2打席(成瀬) 128キロ変化球打って右中間二塁打
  • 第3打席(篠原) 147キロ外れ四球
  • 第4打席(宮崎) 四球
  • 第5打席(斎藤) 133キロ打ち上げ二飛

投・捕・遊以外のポジションは公式戦で守備についた経験のあるユーティリティ。

パンチ力に定評があり、巨人軍通算10000号本塁打のメモリアルアーチも記録している。

13年に一時レギュラーを掴めるかという所までいったのだが、寝坊と怪我でフイに。

その後もチャンスは与えられたが結果が出ず、今季は散々な成績に終わって遂に戦力外通告を受けてしまった。

 

一言で言えば、プロスペクトから1.5軍の中途半端な選手に落ち着いてしまった印象の強い選手。が、経験値は高く28という年齢も好材料。

それなりのレベルで攻守ともに備えている事に疑いはなく、怪我や故障、編成の不備など隙間を埋めるバックアップとしては最適だろう。

また、試行錯誤していた打撃フォームの改善がハマれば大化けする可能性もある。

 

トライアウトでの結果は5打席3打数1安打2四球。

 

(11/20) 横浜DeNAが獲得を発表

【参考記事:サンスポ

西岡 剛(ニシオカ ツヨシ)内(二・三)

 

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(元)所属阪神年齢34(1984/07/27)
今季年俸7500投/打右/両
身長/体重182/81 プロ年数16(内MLB2年)
(通算・今季)成績
  • 通算(NPB):1125試合4664打席 1191安打196盗塁 打率.288 OPS.764
  • 通算(MLB):71試合254打席 打率.289 .503
  • 今季:25試合43打席 打率.125 OPS.386
トライアウト結果
  • 第1打席(コラレス) 低め140キロ空振り三振
  • 第2打席(成瀬) 高め直球打って左中間二塁打
  • 第3打席(篠原) 147キロ内角低め直球見逃し三振
  • 第4打席(オスカル) 141キロ打って遊ゴロ

ベストナイン4回、Gグラブ賞3回、首位打者、盗塁王(2回)など数々の実績を誇る内野手。

13年に阪神へと移籍し、初年度こそ中々の成績を収めたが、14年左肩脱臼や肋骨骨折、右肘痛、15年右肘屈筋挫傷、16年アキレス腱断裂と相次ぐ怪我で精細を欠いた。

 

本人は古巣ロッテへの思いも口にしているが、球団は獲得に否定的で、他球団による調査報道も聞こえてこない。

首位打者を獲得したこともあるほどの巧打者ではあるが、スピードスターとしての印象が強く、年齢と全身に抱える怪我を考えればNPBでの現役続行は厳しい。

 

トライアウトでは4打数1安打2三振。

満足行く結果とは言えないが、かつてのスタープレイヤーとしての意地、勝負への執念は示す形となっただろう。それを買って獲得する球団が現れることを祈りたい。

枡田 慎太郎(マスダ シンタロウ)外

 

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(元)所属楽天年齢31(1987/07/08)
今季年俸1900投/打右/左
身長/体重178/80 プロ年数 13
(通算・今季)成績
  • 通算:412試合1264打席 25HR 打率.246 OPS.703
  • 今季:33試合70打席 3HR 打率.177 OPS.644
トライアウト結果
  • 第1打席(古野) 143キロ打って鮮やかな中前安打
  • 第2打席(乾) 140キロ打って左越え二塁打
  • 第3打席(山本) 138キロ低め変化球空振り三振
  • 第4打席(山下) 144キロ高め直球空振り三振

パンチ力に定評のあるベテラン外野手。

ここ二年は打率が2割に届かず、戦力外通告を受けた。

 

トライアウトでの成績は4打数2安打2三振。

三振2つは気になるが、少ないチャンスの中で2安打を放つ勝負強さは、さすがベテランと言ったところ。

 

二軍での成績を見る限り、今季はイマイチだが長打率・出塁率は残している。

17年(二軍)のOPSは310打席で.902を記録し、トライアウト前にはロッテが代打の切り札にとの報道もあったので吉報が訪れる可能性は少なくないだろう。

 

(11/26) 引退を発表【ソース:サンスポ

吉村 裕基(ヨシムラ ユウキ)外・一

 

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(元)所属ソフトバンク年齢34(1984/06/14)
今季年俸4000投/打右/右
身長/体重183/88プロ年数 16
(通算・今季)成績
  • 通算:968試合 3309打席 131本塁打 打率.253 OPS.751
  • 今季:一軍出場なし(二軍)63試合183打席 4本塁打 打率.204 OPS.632
トライアウト結果
  • 第1打席(横山) 低め打ってボテボテの三塁内野安打
  • 第2打席(福地) 142キロ打って右飛
  • 第3打席(高良) 133キロ高め直球空振り三振
  • 第4打席(伊藤) 138キロ打って一ゴロ

06-08年には20本を超える本塁打を放ったベテラン外野手。

10年から大きく成績を落とし、14年に中距離打者として復調を見せるもその後続かず今季は1軍出場無し、戦力外となった。

 

豪快なスイングと時折見せる勝負強さにファンも多いが、年齢とここ数年の成績を考えると現役続行の道は険しい。

 

トライアウトでの結果は4打数1安打1三振。

持ち味をアピール出来たかと言えばそうではないが、勝負への執念は見せた。

 

(12/04) 今の所、NPBからのオファーは届かず。現役続行を目指し海外でのプレーも視野に入れていることを明かした。

【ソース:スポーツ報知

城所 龍磨(キドコロ リュウマ)外

 

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(元)所属ソフトバンク年齢33(1985/09/24)
今季年俸4000投/打右/左
身長/体重177/79 プロ年数15 
(通算・今季)成績
  • 通算:716試合511打席 65盗塁 打率196 OPS.562
  • 今季:41試合26打席 3盗塁 打率.167 OPS.533
トライアウト結果
  • 第1打席(新垣) 139キロ打ち上げ中飛 
  • 第2打席(久古) 132キロ外角見逃し三振
  • 第3打席(篠原) 138キロ変化球外れ四球。二盗成功
  • 第4打席(宮崎) 138キロ打って中前安打
  • 第5打席(佐藤) 126キロ打って右前安打

城所待機中でホークスファンには馴染みの守備の名手。

広い守備範囲と快足を売りに選手層の厚いホークスでスーパーサブとしてその存在感を発揮してきた。

しかし、若手や外国人選手の台頭により出場機会を減らし、戦力外となる。

 

試合数>打席数を記録する稀有な選手。

どこでも守れるユーティリティではなく、外野手一本。それでいて出場機会を確保し続けてきたのだから、その守備力への信頼感が桁違いだと感じることができる。

 

トライアウトでは5打席4打数2安打1四球、さらに二盗も決めるなど持ち味を存分に発揮した。

通算成績を見る限り打撃に過度な期待は出来ないため、チーム事情に左右されるが、オプションとして厚みが欲しいというチームであれば大きな補強となるはずだ。

トライアウト前から阪神が獲得調査と報道されていたこともあり、恐らく一つ二つ話がくると予想される。

(11/30) 引退を決断し会見を開いた【ソース:Full-Count

まとめ

投手とは違い、野手の場合トライアウトで存在感を発揮できた選手達は、ほぼベテラン選手・実績持ちだけであった。

テストがシート打撃形式で行われ、四死球でもチャンスを一つ消費してしまうなどの事情もあるだろう。

何も持たない若手にとって四球を素直に選ぶ程の余裕が無いことは想像に難くない。

 

しかし、やはりソレ以上に経験値の差は大きいと言えよう。

動きが個人で完結する投手と違い、受動的な行動が必要とされる野手の場合、経験による差は埋めがたい。

 

何かもう一つ野手側にたったテスト形式を模索してみてもいいような気はするが、顔見世的な側面の強いトライアウトではそれ程の効果は期待できないのが現実だろうか。

NPBだけでなく、独立や社会人、または他競技や就職支援の企業まで広く訪れるようになっているトライアウトの場で、一人でも多くの選手達が新しい一歩を踏み出せることを祈り今回のブログは終わりたいと思う。

 

 

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