【NPB】2018 トライアウト 概要&受験者動向 【戦力外】

戦力外通告を受け、来季の契約を勝ち取ることの出来なかった選手達の【最後の砦】となる12球団合同トライアウト。

今年は11月13日(火)にタマホームスタジアム筑後で行われる。(予備日:11月14日)

今回はその概要と受験者の動向についてまとめる。

【12球団合同トライアウト】 概要

開催日11月13日(14日に予備日)
場所タマホームスタジアム筑後
参加資格
プロ野球球団を自由契約となった選手

(※ 18年以前に戦力外となった選手も対象となる)

【テスト形式】
厳密なルールは定められていないため、受験人数などによって多少の変更はあるが、基本的にシート打撃形式でのテストとなる。

昨年は投手は4人の打者を相手に投げ、打者には4打席が与えられた。

見学方法

今年から混雑緩和の為に有料席が設けられた。

詳しくは今年の開催元となる福岡ソフトバンクホークスのHPで確認して欲しい。

※ 有料チケットは即完

過去の合同トライアウト結果

年度受験者数合格者合格率(%)
201365人
(36/29)
4人(育成で有馬翔、勧野甲輝、他)6.1%
201459人
(34/25)
7人(佐藤祥万、梅津智弘、他)11.8%
201548人
(34/14)
3人(白根尚貴、鵜久森淳、ウーゴ(育成))6.3%
201665人
(42/23)
3人(榎本葵、柴田講平、久保裕也)4.6%
201751人
(26/25)
3人(田代将太郎、山崎憲晴、大隣憲司)5.9%

(※ 人数の括弧内は投手/野手の人数)

表を見て分かると思うが、非常に狭き門である。

もっと言えば、仮にこの狭き門を通過したとして、その後思うような活躍ができる選手はわずかしかいない。

それでも昨年合格のヤクルト・田代将太郎のようにキャリアハイの出場機会を得る選手もいることにはいる。

受験者には悔いのないよう、精一杯取り組んでもらいたい。

トライアウト受験を表明している選手 一覧

(名前の前にが付く選手は2017以前にNPBを契約解除になった選手)

前所属名前(歳)
巨人篠原 慎平(28)
巨人乾 真大(29) BC富山で選手兼任コーチ
巨人渡辺 貴洋(26)
巨人廖 任磊(25) 西武が獲得発表
巨人河野 元貴(27)
巨人中井 大介(28) DeNAが獲得発表
巨人辻 東倫(24) 引退し巨人アカデミーコーチ
巨人松澤 裕介(26) 引退し就職
巨人青山 誠(26) JX-ENEOS入り
ヤクルト成瀬 善久(33) オリックスへ
ヤクルト久古 健太郎(32) 現役引退
ヤクルト古野 正人(32) 現役引退
ヤクルト比屋根 渉 (31) 大和高田クラブ
ヤクルト鵜久森 淳 (31) 引退 保険営業
DeNA須田 幸太(32) JFE東日本入社
DeNA福地 元春(28) BC信濃で選手兼任コーチ
中日若松 駿太(23) BC栃木入団
中日山本 雅士(24) BC富山入団
中日吉田 嵩(22) 社会人野球へ
中日関 啓扶(25)
阪神山本 翔也(30) 保険会社に就職予定
阪神西田 直斗(25) 現役引退
阪神今成 亮太(31) 引退を決断
阪神西岡 剛(34) BC栃木入団
広島辻 空(24) 独立か社会人野球へ
広島仲尾次 オスカル(27) 新日鉄かずさマジック
日ハム高良 一輝 (24)
日ハム新垣 勇人(33) 現役引退 東芝・投手コーチ
楽天宮川 将(28) BC武蔵選手兼任コーチ
楽天横山 貴明(27)
楽天コラレス(28)
楽天伊志嶺 忠(33) 現役引退
楽天枡田 慎太郎(31) 現役引退
ロッテ宮崎 敦次(25) 打撃投手として広島と契約
ロッテ菅原 祥太(25)
西武玉村 祐典 (23) オールフロンティア(社会人野球)
西武藤沢 亨明(29)
オリ佐藤 世那 (21) 横浜球友クラブ
オリ塚田 貴之(25)
オリ大山 暁史(30) 参加取りやめ
オリ園部 聡(22)  JX-ENEOS
SB児玉 龍也(25)
SB伊藤 祐介(28) 打撃投手に
SB斎藤 誠哉(22)
SB山下 亜文(22) 巨人と育成入団
SB森山 孔介(20) 引退本社社員に
SB松本 龍憲(19) BCリーグへ
SB城所 龍磨(33) 引退を決断
SB吉村 裕基(34)

関連リンク

12球団 戦力外選手 去就と動向 一覧については

合同トライアウトを終えて注目選手をまとめました


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2018年の戦力外選手一覧はコチラ
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