【2019 ヤクルト】新外国人 アルバート・スアレス【特徴や成績】プレー動画

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バレンティンの残留に全力を注ぎ、今オフの補強戦線は静観と言っていたヤクルトも新外国人選手に関してはしっかりと動いていた。

前Dバックス傘下右腕アルバート・スアレスと契約合意

ヤクルトの奥村政之編成部国際担当部長が新外国人としてアルバート・スアレス投手(29)の獲得に合意したと明かした。

スポニチ

先発タイプの本格派右腕で、ソフトバンクホークスに在籍するロベルト・スアレスの兄。

それでは詳細なデータやプレー動画を見ていこう。

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アルバート・スアレス (Albert Suarez) 基本情報

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投/打歳(生年月日)身長/体重所属
右/右29(1989/10/08)188cm/106.6kgDバックス傘下(3A)
成績
  • 【メジャー通算(16-17)】40登板(12先発) 115.2イニング 88奪三振 防御率4.51
  • 【マイナー通算(15-18)】150登板(117先発) 621イニング 428奪三振 防御率 3.65
  • 【2018シーズン(3A/PCL)】31登板(4先発) 63.1イニング 51奪三振 防御率4.97

選手経歴

06年にフリーエージェント選手としてデビルレイズ(現在のレイズ)と契約。

09年7月にトミー・ジョン手術を受け、翌年(10年)に復帰。

10年オフにロースター(40人枠)に入るも、ライム病に感染するなどありマイナーで8登板したのみとなった。14年までレイズに在籍するもメジャー昇格は果たせずオフにフリーエージェントとなる。

15年からエンゼルス傘下(2A)でプレーするも、オフにフリーエージェント。この年は27登板163イニングとキャリアハイの記録を残している。

16年からはジャイアンツでプレー。開幕を3Aで迎え、5月にメジャー契約。

16年5月8日のロッキーズ戦がメジャーデビュー戦となった。

ロングリリーフと6番手先発として22登板(12先発)で3勝5敗、防御率4.29。

17年は春先に肩の不調で出遅れ、7月に復帰、18試合登板し防御率5.12だった。

17年オフのルール5ドラフトでDバックスに指名されるも18年3月にDFAとなり、18年は傘下の3Aでプレーしている。

また、ソフトバンクホークスに在籍するロベルト・スアレス(27)は実弟である。

(12/12) ヤクルトと合意と米記者が伝えるFull-Count

アルバート・スアレス (Albert Suarez) プレー動画

16年の登板ハイライト。

一部で魔球と報じられていたシンキングファストボールについては良くわからないが、カーブやスライダーの質は高そうで総合力で勝負できそうな印象。

そして動画後半のショート守備にメジャーリーグを感じよう。

スアレスのメジャーデビュー戦ハイライト。

先程の動画と同様に総合力の高さを感じさせる。また、フィールディングも悪く無さそうだ。

アルバート・スアレス (Albert Suarez) 制球と球種

《各データ》

  • 【メジャー通算(17-18)】:115.2イニング 37四球7死球 BB/9(2.9) BB%(7.6%) K/BB(2.38)
  • 【3A通算/PCL(16-18)】:112イニング 47四球 BB/9(3.8) BB%(9.5%) K/BB(2.02)

投球ゾーンのデータと上記の数字、どちらも可もなく不可もなくといった感じ。

球種によっては多少投球ゾーンが偏ることや右打者のインコース・左打者のアウトコースといった利き手側への投球を苦手にしているようだが、どうにもならないというレベルの大きな問題は抱えていない。

主要な球種について

球種(球数)平均球速(最速)備考
4シーム(740)149(155)メジャーではパワー不足
2シーム(307)149(154)同上
スライダー(316)129(140)空振り率は高いが被HR率高
カーブ(330)122(127)優秀
チェンジアップ(206)135(140)それなり

どの球種もそれなりの質を備えるが、決定的なものが足りなかった印象。

投球の軸となるフォーシームは、被打率(.265)と平均的でありながらOPS(.868)、ISO(.223)と球威・制球力の不足が感じられる。

スライダーは、全体の空振り率(20.3%)、スイング中の空振り率(40%弱)とフィニッシュボールとなるはずも、制球のバラツキ故か被本塁打率が高く、被打率(.275)でありながらOPS(.902)ISO(.350)と厳しい結果になっている。

その結果、メジャーキャリアの後半では、最も数字の安定していたカーブの割合を増やした投球となっている。

ポジティブな特徴

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一つ一つの数字は悪くない

各種指標や球種データを個別に見ると、どれもそこそこの数字を示している。

奪三振の項目でK/9(6.85)と多少厳しい数字も目につくが、K%では(18%)と悪くない

球威不足、フィニッシュボールの欠如が影響しているのか、どうしても結果が付いてきていないのだが、3勝8敗、防御率4.51という結果以上の能力は感じる

 

先発・リリーフどちらもこなせる

メジャー昇格前までは主に先発だったが、16年に昇格してからはロングリリーフと先発6番手を担うスウィングマンとして起用された。

正にそうした選手を探していたヤクルトにとっては、ピンポイントの補強といえる。

ネガティブな特徴

17年の故障がいかほどのものか

17年春に肩の不調を訴え3ヶ月程出遅れている。

球速からは影響を感じないが、ほぼリリーフでの起用となり、翌年18年の登板数も3Aで31登板(4先発)63.1イニングと減らしている。

現在行われているウィンターリーグで先発として9登板しているため、単純にチーム事情や先発としての力不足からということも考えられるが、少し不安は残る。

上位リーグでの結果が芳しくない

勝利数や防御率といった結果が3A以上のリーグではついてこない。

キャリアハイは15年に2Aで残した27先発11勝9敗、防御率 2.98である。

アルバート・スアレス (Albert Suarez) まとめ

平均150キロ近い速球にスライダー・カーブといった変化球を混ぜる本格派右腕

米国ではパワー不足に悩まされたが、日本での良化に期待。

総合力は元々それなりの物を備えているため、そこさえ良化すれば十分結果を残せるのではないだろうか?

先発・リリーフとどちらにも一定の適性を見せており、チーム事情に合わせて起用しやすいことも魅力的だ。

実弟である、ソフトバンクホークスのロベルト・スアレスも今季手術から復帰を果たし、来季が本格的な勝負となるだろう。

NPBで兄弟揃っての活躍を期待したい。

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