開幕時に解説者気取りで順位予想、誰しもが通る道だろう。当然ながら当ブログでもやっている。
えぇやりましたとも。あれは少しでも野球が好きなら皆やらなければいけない儀式なのだ。

予想したのだから、しっかりと答え合わせをするのが筋というもの。
それをまぁ後回し後回し……気がついたら有馬記念にサンタクロース、恐怖のお年玉が迫る時期になっていた。
さすがに年を越してからそんなもんやる気にはならないので、駆け込み投稿といってみよう。
【プロ野球】2018年セ・リーグ 実際の順位と予想は
順位 | 球団 | 当ブログによる予想 |
1 | 広島 | 2 (1ランクUP!) |
2 | ヤクルト | 4 (2ランクUP!) |
3 | 巨人 | 1 (2ランクDown) |
4 | DeNA | 3 (1ランクDown) |
5 | 中日 | 6 (1ランクUP!) |
6 | 阪神 | 5 (1ランクDown) |
いやはや、見事に全ハズシ。
特にヤクルト及びそのファンの方々には失礼な予想をして申し訳なかったと謝罪したい。まさか青木宣親一人入っただけであれ程チームが変わるとは……まぁ勿論それだけではないのだろうが、それでも青木宣親の加入は思っていたよりも大きかった。
それでは、一つ一つ個別に見ていきたいと思う。
【2018シーズン 6位】阪神タイガース
【前年:2位 / 当ブログ予想:5位】
一言で言えば見事に沈んだ。前年二位から面子がさほど変わらずに、ここまで沈むとは誰が予想できただろうか……。
と、言いたいところだが、実際それ程の驚きはない。
私も春季キャンプ直後の予想では1位にしていたのだが、オープン戦と開幕三戦を見て5位予想とした。(藤浪の状態を見て決めたかったので開幕三戦を見てから予想)
さすがに中継ぎ陣の相次ぐ離脱までは予想できなかったが、長いシーズンで守備面の不安は無視できないものであったし、藤浪の復調は開幕時の投球を見るに遠く見えた。
それでもロサリオさえ機能していればと思わないことも無かったが、ギリギリの所で保っていた均衡が崩れ、相次ぐ離脱を出してしまった時点で、金本前監督の掲げた超変革は急ぎすぎたということだろう。
だが、現時点での来季は明るい。
守備不安もガラッと面子を入れ替えて三年目となるし、そろそろ最低限の機能はしてくるだろう。それに加えてオリックスから西勇輝、中日からガルシアと先発陣も揃えた。
これにより藤浪次第の投手陣ではなくなり、その藤浪も18年終盤には復調の兆しが見えてきている。
後は糸井・福留頼りの打線からもう一枚、新外国人でも若手でも誰でも良いから軸となる選手が出てくれば、一気に優勝まで狙える準備は整っている。
【2018シーズン 5位】中日ドラゴンズ
【前年:5位 / 当ブログ予想:6位】
予想より一つ上の5位。
中日及び中日ファンには侮っていたことを謝罪したい。
野手陣にタレントが揃っており、その点は怖いチームだと予想していたが、まさかビシエドが首位打者を獲り、アルモンテ、平田もあそこまでの成績を残すとまでは思わなかった。
しかし、それでも5位ということは、少し投手力・総合力で厳しかったのだろう。
特に投手陣はリーグワーストの防御率を記録。
その一方で打率はリーグ2位、広いナゴドでなければもう少し得点も増えそうなのだが、そうすると防御率が更に悪化しそうな所は如何ともし難い。
ドラフトで根尾、梅津と注目選手をしっかりと確保し、未来が明るいのは好材料と言えるだろう。来季……とまではいかなくとも数年後には大きく躍進する準備は進んでいる。
【2018シーズン 4位】横浜DeNAベイスターズ
【前年:3位 / 当ブログ予想:3位】
やはり、春先に先発陣が揃わなかったのが全て。
ルーキーの東が孤軍奮闘、新人王まで獲る活躍を見せたが、100イニングを超えて投げたのもその東だけ。となれば、良く4位に留まったとも言える。
野手陣は、リーグトップの本塁打数を記録した一方でリーグワーストの得点。中心選手とその他控えまで含めた総合力の面でイマイチ噛み合っていない。
ドラフトでは上茶屋を筆頭に3位の大貫など即戦力投手を獲得し、東や濱口と合わせてポテンシャルの高い投手陣は形成されつつ有る。
今季散々だった今永も、オーストラリアウィンターリーグで格の違いを見せており、来季の復活を期待できそうだ。
ポテンシャル含めた投手総合力で言えばリーグ上位に位置するのは間違いない。
そうなると、後はクリーンナップ以外の野手陣、つまりは控え含めた野手総合力の底上げがチームの上昇に必要なピースと言えるだろう。
長くなってしまったので一旦ここまで。
3位~1位については次の記事でまとめていく。

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