【オープン戦総括】11位?あれ?やれるのかカープ!?

オープン戦の総括を下からという事で、第二回は【広島東洋カープ

いくら余裕があると言っても11位。どうした?大丈夫?と言いたくなる。

14試合 3勝 9敗 2分け 11位

 

3勝…阪神と一緒になって遊んでいた広島さんである。

順位チーム試合勝利敗戦分け勝率得点失点得失点HR盗塁打率防御率
1巨人1711510.6887860181990.2232.97
2ロッテ148420.667625753190.2793.60
3楽天169520.64380691113190.2693.90
4DeNA158520.6156052815120.2443.33
5オリックス147520.58354431113220.232.95
6日本ハム157530.583665882590.2483.48
7西武168620.5714752-59120.243.06
8ヤクルト166640.5007274-213130.2674.23
9中日177910.4387679-315100.2624.18
10ソフトバンク1651010.3336466-220160.2493.83
11広島143920.2505470-161070.2514.72
12阪神1621220.1434679-33750.2253.72

防御率4.72はぶっちぎりの最下位だ

 

だが、打率.251は12球団5位とそれほど悪くない。本塁打、盗塁等の数字は下位ではあるが、本来持つ力を考えれば大した不安材料では無いだろう

 

元々、広島は2016・2017シーズン共に圧倒的な攻撃力でリーグ制覇を果たしているし、鈴木誠也の怪我も開幕に間に合うと報道されている。

 

となれば、今回のオープン戦で見るべきポイントは「投手陣ちょっとヤバイんじゃないの?」と……これに尽きる。

 

昨年までの広島の攻撃力を仮に「Aクラス」と位置づけるのであれば、投手力は「Bクラス」。高いレベルで安定したチーム力を誇る広島ではあるが、攻撃面で肩を並べるチームは無くとも、投手力であれば阪神・巨人は同程度の成績を残している。

 

開幕前最終登板で野村が6回5失点と不安を残し、セットアッパーのジャクソンに至っては上がり目が正直見えていない。その一方でジョンソンは好調、大瀬良も最後にようやくではあるが、いい投球をした。

 

一つ一つの結果を見れば12球団最低防御率という数字程に、悲観する必要はないかもしれない。

つまり「大丈夫か!?」という問に、まぁ大丈夫と返されるだろうなというのが今回の結論。

なんだかんだで優勝候補筆頭である事は揺るがない。

 

だが、ここ2シーズン圧倒的な大差を付けられて敗北しているセ・リーグ他5球団にも意地があるし、3シーズン続けてのぶっちぎりだけは阻止しなければという思いも強く持っているはずだ。

 

オープン戦で「付け入る隙」がはっきりと数字に出たとなれば他5球団はそこにどれだけ付け込めるかが鍵だろう。反対に広島はどう対処していくかが鍵である。

 

できれば、もう少しワクワクとするようなデッドヒートを見せてもらいたいのだが、どうなるだろう?個人的には8-2くらいで混戦になる気がしている。

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