新外国人選手の数が増えてきましたので、セ・パで分けました。
- 第一回・新外国人選手の噂&選手詳細【阪神 新外国人(候補含む)】
- 第二回・新外国人選手の噂&選手詳細《本ページ》【パ・リーグ 新外国人(候補含む)】
- 第三回・新外国人選手の噂&選手詳細【セ・リーグ 新外国人(候補含む)】
となっています。
その他、2019シーズンに向けた外国人選手動向についてのリンクは以下になります。
更新履歴【 最終更新日: 2019/03/03 】
- (12/05) ジャスティン・ハンコック 追加
- (12/08) 王 柏融 更新
- (01/13) ブランドン・マン 追加
- (01/15) タイラー・エップラー 追加
- (03/03) レイアウト崩れを修正
2019 新外国人選手(候補) 一覧表
投手 | |||
名前(歳) | (元)所属 | 調査球団 | |
アラン・ブセニッツ(28) | ツインズ | 楽天 | |
ザック・ニール(30) | ドジャース傘下 | 西武 | |
ジャスティン・ハンコック(28) | カブス | 日ハム | |
ジョニー・バーベイト(26) | タイガース傘下 | 日ハム | |
ジョシュ・レイビン(30) | ブレーブス | ロッテ | |
ブランドン・マン(34) | レンジャーズ | ロッテ | |
タイラー・エップラー(26) | パイレーツ傘下 | オリックス |
内野手 | |||
ケニス・バルガス(28) | ツインズ | ロッテ | |
ジョーイ・メネセス(26) | フィリーズ傘下 | オリックス | |
アデルリン・ロドリゲス(26) | オリオールズ傘下 |
外野手 | |||
王 柏融(25) | 台湾ラミゴ | 日ハム | |
ホセ・バティスタ(38) | フィリーズ | ロッテ | |
ジャバリ・ブラッシュ(29) | エンゼルス | 楽天 |
- 調査球団赤文字は獲得が決まった選手
- FAとなっている選手の所属は最終チームで表記
投手 詳細
アラン・ブセニッツ(Alan Busenitz)
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守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
投 | 右/右 | 28(1990/08/22) | 185cm/81.6kg | ツインズ |
成績 | ||||
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平均球速153キロ超の直球とカーブを軸に、三振を奪う剛腕リリーバー。
昨年、メジャー初昇格を果たし、28登板(31.2イニング)防御率1.99と好成績を残す。
しかし、今季は春先から調子が上がらず、8月終盤にようやく少し結果が出たものの、9月には再度落ち込み、散々な数字を残すことになってしまった。
それでも3Aでは17-18年と敵無しで、潜在能力の高さは伺える。
2018/11/21 楽天入団と報道
詳細は別ページ用意しました↓

ザック・ニール(Zach Neal)
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守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
投 | 右/右 | 30(1988/11/09) | 190cm/99kg | ドジャース傘下 |
成績 | ||||
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平均球速145キロのツーシームを軸にスライダー、チェンジアップ、カーブ(極小)を混ぜる技巧派右腕。
低めを丁寧に突く制球力が魅力で、メジャー通算【BB/9:0.74】【BB%:2%】、マイナー通算【BB/9:1.67】【BB%:4.5%】を記録している。
奪三振力は低く、ツーシームによる打ち損じを狙うスタイル。突出した支配力を持たない為、グラウンドボールピッチャーとしてどこまでできるかが鍵となりそうだ。
2018/11/22 西武入団と報道
詳細は別ページ用意しました↓

ジャスティン・ハンコック(Justin Hancock)
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守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
投 | 右/右 | 28(1990/10/28) | 193cm/83kg | カブス |
成績 | ||||
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最速158キロを誇る直球を軸に、キレのあるスライダーを加え打者をねじ伏せる剛腕リリーバー。
18年は10登板で防御率1.46と奮闘するも6月25日の登板を最後に肩の炎症で戦線離脱。オフにFAとなっている。
極端なツーピッチスタイル故、バリエーションの少なさに不安はあるが、メジャークラスの打者にも通用するストレートの威力は本物。
投げられる状態であると確信があっての獲得であろうし、楽しみな存在。
(12/05) 日本ハムが獲得【Full-Count】
詳細は別ページ用意しました↓

ジョニー・バーベイト(Johnny Barbato)
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守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
投 | 右/右 | 28(1992/07/11) | 185cm/104kg | タイガース傘下(3A) |
成績 | ||||
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平均151キロ、最速156キロの直球を軸とし、スライダー、カーブ、スプリットなどを投じる本格派右腕。
プロ入りした11年には先発として起用されていたが、その後はほぼリリーフでの起用となっている。
奪三振率が高く被本塁打率の低いパワーピッチを武器としてメジャーまで駆け上がったが、メジャーでは少々球威が足りなかったのか思うような成績が残せなかった。
また、メジャーでは左打者を苦手としていた(対左被打率 .362)。
(12/20) 日本ハムが獲得を発表【日刊スポーツ】
詳細は別ページ用意しました↓

ジョシュ・レイビン(Josh Ravin)
守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
投 | 右/右 | 30(1988/01/21) | 193cm/97.5kg | ブレーブス |
成績 | ||||
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平均156キロの直球とスライダーを武器とするパワー型リリーフ。
空振りのとれる直球が最大の魅力で14年以降、奪三振率を大きく伸ばしている。その圧倒的な支配力によってクローザー候補として期待。
不安材料としては18年試合中の事故(ライナーが顔面直撃)により、6.14以降の登板が無いことである。
(12/22)千葉ロッテが獲得へとの報道【サンスポ】
詳細は別ページ用意しました↓

ブランドン・マン(Brandon Mann)
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守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
投 | 左/左 | 34(1984/05/16) | 188cm/91kg | レンジャーズ |
成績 | ||||
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最速150.6キロ、平均147.8キロのシュート気味に変化するフォーシームとスライダー、チェンジアップを武器とするサウスポー。
プロ入りから16年、昨年33歳でのメジャーデビューを果たし、レンジャーズ史上2番目のオールドルーキーとして話題となった。
11-12年には横浜DeNAベイスターズでプレーしており、日本との関わりも深い。(NPB通算は28試合で防御率4.27)
2019/01/13 ロッテが獲得と報道
選手詳細は別ページ用意しました↓

タイラー・エップラー(Tyler Eppler)
守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
投 | 右/右 | 26(1993/01/05) | 196cm/104kg | パイレーツ傘下 |
成績 | ||||
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メジャー経験無しの若手右腕。
144-148のフォーシームとツーシームにカット気味のスライダー、カーブ、チェンジアップを投げ分ける技巧派。
制球力に優れ、四球が少ない反面、ゾーン外への有効なボールが少なく、奪三振能力など支配力に欠ける部分も見られる。
26歳とまだ若く、今後の上積みに期待したい。
詳細ページ作成

内野手 詳細
ケニス・バルガス(Kennys Vargas)
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守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
内 | 右/両 | 28(1990/08/01) | 196cm/133kg | ツインズ(米)傘下 |
成績 | ||||
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両打ちのパワーヒッター(一塁手)。
圧倒的なパワーから見せる特大の一発は日本人選手には持ちえない魅力。
その反面、確実性には欠ける荒削りなロマン砲。
2018/11/06 ロッテが契約締結を発表
詳細は別ページ用意しました↓

ジョーイ・メネセス(Joey Meneses)
守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
内 | 右/右 | 26(1992/05/06) | 191cm/100kg | フィリーズ傘下(米) |
成績 | ||||
| ||||
選手特徴 | ||||
3A(IL)で今季突然の覚醒を見せた選手。
11年(19歳)プロ入りし、昨年まではA+~2Aをウロウロとしていた中距離打者(シーズン本塁打は2-9本)。
今季3A(IL)に昇格してHRと打点の二冠、打率は2位を記録しリーグMVPを獲得した。
プロ入り当初は外野、現在はほぼ1塁か指名打者での出場となっている。(2018は30試合で右翼で出場)
一塁守備は平均的、外野守備については範囲に課題有り。
※ 10/29 オリックスが獲得と正式発表
詳細は別ページ用意しました↓

アデルリン・ロドリゲス(Aderlin Rodriguez)
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守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
内 | 右/右 | 26(1991/11/18) | 192cm/95kg | オリオールズ(米)傘下 |
成績 | ||||
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マイナー通算155本塁打。一三塁を守る右打ちの長距離砲。
2Aまでしか経験がなく、未知数な部分の多い選手。
広角へ長打を打てる打撃に魅力はあれど、守備力や確実性には不安もある。
- (11/12) ロッテが鴨川キャンプでテストを行うと発表
- (12/01) ロッテが結論を出す前に所属先が決まってしまった(スポニチ)
詳細は別ページ用意しました↓

外野手 詳細
王 柏融(ワン・ボーロン)
先程、王柏融(ワン・ボーロン)選手が、CPBL史上最速で500安打を達成しました! pic.twitter.com/jsaO7zDpRi
— ラミゴジャパン (@LamigoJapan) 2018年7月15日
守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
外 | 右/左 | 25(1993/09/09) | 181cm/90kg | ラミゴ(台湾) |
成績 | ||||
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台湾野球史上最速で500安打を達成、初の三冠王獲得など、今後の台湾球界を背負って立つ若き大王。
17年WBCに合わせて行われた日本代表との壮行試合では楽天・則本から本塁打を放つなどして日本でも注目度の高い選手。
15年に台湾球界(CPBL)にてデビューし、16年17年と二年連続で打率4割をマーク。
超打高で知られるCPBLでの成績であることと、今季成績を落としてしまったことで、その実力を疑問視する声も増えているが、素材的には間違いなく一級品である。
今季、プロ4年目とFAとなるのはまだ先だが、ポスティングシステムを使っっての海外移籍を目指している。
(12/07) 日本ハムファイターズと契約合意
選手詳細はコチラ

ホセ・バティスタ(Jose Bautista)
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守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
外 | 右/右 | 38(1980/10/19) | 183cm/93kg | フィリーズ |
成績 | ||||
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メジャー通算本塁打344本を誇る破壊力抜群のドミニカン。
10年11年に本塁打王、オールスターゲームに6回出場している大物スラッガーである。
アッパースイングからレフトスタンドへと放り込む打力が売りのプルヒッターだが、三振率は高くなく四球も選べる為、粗い印象はそれほど無い。
守備は一・二・三塁に外野まで守るユーティリティプレイヤーである。(今季は主にライトと三塁)
実績は十分であるが、38歳とキャリア最終盤になる年齢と、ここ二年で目に見えて落ちてしまった数字がネック。
特にコンタクト率の低下とそれによる三振率の増加は不安材料である。
しかし、それでも荒削りなパワー自慢とリストアップされる多くの選手よりも上の数字であることも事実であり、その実績は伊達じゃない。
もし、NPBに来るようなことがあるなら注目したい選手である。
ジャバリ・ブラッシュ(Jabari Blash)
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守 | 投/打 | 歳(生年月日) | 身長/体重 | 所属 |
外 | 右/右 | 29(1989/07/04) | 195.6cm/106.6kg | エンゼルス |
成績 | ||||
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最強の4A選手なんて声も多く、割と知名度の高いロマン砲。
メジャーではZ-Contact%(ストライクゾーンのコンタクト率:67.7%) 、全体のContact%(58.3%)と、とにかくボールにバットが当たらなかったが、14年から今年まで3Aクラスでは敵無しの大砲。
《3A(PCL)五年間での通算成績は、1283打席 94本塁打 打率 .274 OPS 1.000》
守備はレフトorライト。
指標的には守備範囲はややプラス、エラーと送球でマイナスといったところ。
内野の守備経験はマイナーでも無し。
正直、どう評して良いのか判断に困る選手だが、パワーは折り紙付きで成功した場合の見返りは計り知れない。
コンタクト率が7割を切ったメジャーであっても四球はそこそこ選んでいる(BB%:13.6%)ため、ポイントはNPBの速球ならついていけるかどうか。
その後、変化球への対応とハードルは二重三重にあるが、面白そうかどうかで言えば、トップクラスにわくわくできる選手。
(12/05) 楽天と契約合意【Full-Count】
詳細は別ページ用意しました↓

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