こんにちは。
やきゅろぐ管理人です。
プロ野球の配信サービスを検討しているときによく迷うのが「DAZNとスカパーはどっちが良いんだろう…?」ということですよね。
そこでこの記事では、DAZN vs スカパーでどっちを選べばコスパが良いのかをまとめてみました。
結論から言うと、2020年において両者では次のような違いがあります。
DAZN | スカパー | |
---|---|---|
放送する球団 | 広島主催以外のほぼ全て | 全て |
月額料金 | 1,750円 | 3,685円 |
無料トライアル | ○ | × |
視聴方法 | スマホ・PC | テレビ |
画質 | ○ | ◎ |
見逃し・追いかけ | ○ | × |
録画 | × | ○ |
これを踏まえると、基本的には次のように選ぶのがおすすめです。
より詳しいサービス内容・注意点などを比較したい方はぜひこの記事を参考にしてみてください!
DAZN・スカパーで視聴できる球団を確認!
まずは一番大事な「視聴可能な球団」を確認していきましょう。
せっかく契約したのに観たい試合が放送されないとなってしまっては困りますからね。
それぞれで観ることができる試合は次のようになっています。(2020年シーズン)
DAZN | スカパー | |
---|---|---|
セリーグ | 5球団(広島以外) | 6球団全部 |
パリーグ | 6球団全部 | 6球団全部 |
交流戦 | 広島主催以外の全試合 | 全試合 |
クライマックスシリーズ | 未定 | 未定 |
日本シリーズ | × | 未定 |
オールスター | × | 未定 |
オープン戦 | 広島以外の全球団 | 全球団 |
MLB(メジャー) | ◎ | ○ |
以下詳しく説明していきます。
DAZNで配信される球団・リーグ・試合
DAZN | |
---|---|
セリーグ | 阪神・巨人・中日・ヤクルト・DeNA |
パリーグ | 日本ハム・楽天・西部・ロッテ・オリックス・ソフトバンク |
交流戦 | 広島主催以外の全試合 |
クライマックスシリーズ | 未定 |
日本シリーズ | × |
オールスター | × |
オープン戦 | 広島以外の全球団 |
MLB(メジャー) | 日本人選手がいるチーム中心に、 |
※中日はほぼ全て放送。ごく一部の試合だけ放送されません。
大部分の試合は観ることができますが、一部非対応なので注意してください。
日本シリーズやオールスターの試合は放送されません。(とはいえ、この2つの場合はテレビでもやっているので、そこまで痛手では無いかもしれませんが。)
クライマックスシリーズは未定となっていますが、例年放送しているので今年もやってくれる可能性が高いです。
広島カープの主催試合が見れない
2020年現在のDAZNでは、広島カープの主催試合だけ放送されません。
そのため、カープファンの方はDAZNを契約してもそこまで楽しめないんじゃないかなと思います。
ファン以外の方にとっても、最近勢いのあったカープが観られないのはちょっと痛いですよね。
とはいえ、放送されないのは「主催試合(ホーム)」のみ。
一応アウェイの場合は放送されるので、他の球団が主催している試合では観ることができます。
阪神のライブ配信が5分遅れ
阪神タイガースの試合は全部観ることができますが、5分遅れで放送されることに注意してください。
大した遅延ではないですが、リアルタイムで観ているつもりでも結果が先に分かってしまうことがあり得るんですね。
「めっちゃドキドキの展開だったのに、このあとゲッツー取られて終わるんかい…。」みたいなことになりかねないので、速報の通知を付けている方は気を付けてくださいね。
スカパーで配信される球団・リーグ・試合
スカパー | |
---|---|
セリーグ | 阪神・巨人・広島・中日・ヤクルト・DeNA |
パリーグ | 日本ハム・楽天・西部・ロッテ・オリックス・ソフトバンク |
交流戦 | 全試合 |
クライマックスシリーズ | 未定 |
日本シリーズ | 未定 |
オールスター | 未定 |
オープン戦 | 全球団 |
MLB(メジャー) | ○ |
スカパー(プロ野球セット)は全ての球団を観ることができる唯一のサービスです。
クライマックスシリーズや日本シリーズは「未定」となっていますが、例年通りであればやってくれる可能性が高いです。
そのため、基本的にスカパーで観られない試合は無いと思っていてOKです。
DAZN・スカパーのサービス内容(できること)の違いは?
視聴できる試合・球団は分かりました。
次はそれぞれのサービス内容の違いを確認していきましょう。
DAZNとスカパーは大きく分けて、次の5点に違いがあります。
- 月額料金
- 視聴方法
- 画質
- リアルタイム配信以外の機能
- 視聴に必要なもの・環境
違い①:月額料金
まず一番大きな違いは月額料金。
料金プランはそれぞれ次のようになっています。
DAZN | スカパー(プロ野球セット) | |
---|---|---|
基本料金 | 1,750円/月 | 3,685円/月 |
無料期間 | 1カ月間(退会OK) | 1カ月間(退会NG) |
その他費用 | 無し | CSアンテナ5,000円~ |
シーズン合計金額(7カ月分) | 12,250円 | 25,795円(+アンテナ代) |
料金の安さで言うと、DAZNの圧勝です。
シーズン期間(3月~10月で計算)の合計金額を出してみると、DAZNはスカパーの半分以下の金額で1年間楽しめるという事が分かりました。
コスパを最重視するならばDAZNの方がおすすめになります。
ちなみに、どちらのサービスも途中で解約することができます。
シーズン中フルで契約しないとダメなわけではないので、「DAZNを契約したけど、やっぱりスカパーにしよっかな。」みたいなこともOKですよ。
スカパーのプロ野球セット以外の料金は?
↑の比較表はスカパーの”プロ野球セット”を契約した場合の料金です。
「通常プランならもっと安く済むのではないか?」と思うかもしれませんが、意外とそうでもないんですよね。
通常プランでは、それぞれの球団の主催試合しか放送されないチャンネルを契約することになります。
例えば阪神の放送を単品で契約したい場合は、「スカイA」というチャンネルに申し込む必要があります。
スカイA | |
---|---|
月額料金 | 1,000円/月 |
試合数 | 阪神の主催試合のみ |
観られるのは主催のみなので、DAZNやスカパー(プロ野球セット)に比べると、かなり少なくなってしまいます。
料金もそこまで安いというわけではないので、こういった見方をしたい場合はDAZNの方がおすすめです。
DAZNはドコモユーザーだとさらに安くなる(DAZN for docomo)
DAZNの月額料金は1,750円ですが、ドコモユーザーであればさらに安くなります。
その額なんと980円/月。(サービス内容は変わりません。)
めちゃくちゃ安いですよね。
ドコモの方はぜひ利用してみてください。(ドコモ用のDAZNは申し込み窓口が違うので注意してくださいね。)
違い②:視聴方法
DAZNとスカパーは視聴方法が違います。
- DAZN:スマホやPC
- スカパー:テレビ
そのため、野球配信を観たい環境によってどっちが最適かが変わります。
例えば仕事先や外出中でも観たいという場合は、スマホ視聴ができるDAZNの方が合っています。
それに対して大きな画面で球場の臨場感を味わいながら観たいという場合は、スカパーでテレビ視聴をしたほうが楽しめますよね。
こういった点も考慮して選んでみてください。
DAZNをテレビで観る方法
DAZNはスマホ専用と解説しましたが、実はテレビで観ることも不可能ではありません。
DAZNをテレビで見るには、「テレビで配信アプリを操作するための機器」を別途購入する必要があります。
こういうの↓
引用元:Amazon
- Fire TV Stick
- Chromecast
- Apple TV
- プレステ
- 一部のDAZN対応テレビ
などなど。
相場はだいたい5,000円~。
4カ月以上継続する場合は、スカパーよりも「DAZN+専用機器」の方が安くなります。
そのため大画面で観たいという方でも、ある程度長期の契約をするという方はDAZNの方がコスパが良くなるかもしれません。
スカパーをスマホで観る方法もある
実は、スカパーをスマホで視聴する方法もあります。
スカパーオンデマンドというサービスに登録すればOK。(追加料金なし。)
しかし、オンデマンドの場合は広島の主催試合が観られなくなってしまうという致命的過ぎるデメリットが…。
広島の試合が放送されないならスカパーを契約するメリットが薄れてしまうので、スマホ視聴したいなら素直にDAZNを選んでおくのがおすすめです。
違い③:画質・タイムラグ
続いて、DAZNとスカパーの大きな違いの一つに画質があります。
動画配信サービスにおいて画質は結構重要な要素ですよね。
特に野球は細かい動きやボールを観たいので、できるだけ綺麗に映る方が良いです。
DAZNとスカパーの画質は次のような違いがあります。
DAZN | スカパー | |
---|---|---|
配信 | ネット配信 | テレビ配信 |
画質 | ○ | ◎ |
4K対応 | × | ○ |
やはりテレビ配信のスカパーの方が画質は綺麗です。
とはいえ、DAZNも画質が悪いというわけではなく、YouTubeなどと比べると綺麗という声が多いです。
TVでYoutubeで見てるけどDAZNって画質良かったんだなぁって…
— 源さんの友達 (@gensanyou) 2020年3月28日
こうやって見るとDAZNってそれなりに画質綺麗なんだな
比較対象がおかしいけど— へいわ (@jubiletico) 2020年3月28日
ちなみに、DAZNの画質は視聴しているネット環境によって変わります。
YouTubeのように自分で好きな画質を選べるわけではなく、通信環境によって自動で画質が決められるんですね。
そのため、高速通信ができる環境であれば綺麗になるし、そうでないならそこまで綺麗に映らない可能性があります。
DAZN画質悪いのは私だけなのか?!
— さらtan (@shrfs_1412) 2020年4月8日
パソコンの性能が上がると、DAZNの画質もかなり上がるので、高性能の買うのおすすめ。
— ちるやま (@chiruyaman) 2020年3月28日
その他にも、場合によってはDAZNはタイムラグがあるという声もあります。
今日もDAZNで観戦~❗
昨日1球のラグがあったから今日もあるかも?
— トミー(Tommy) (@tommytommy0708) 2020年3月14日
やはり性能にこだわりある方は、テレビ放送のスカパーを選んでおくのが無難です。
違い➃:リアルタイム配信以外の機能
DAZNとスカパーはリアルタイム配信以外の機能に少し違いがあるんです。
DAZN | スカパー | |
---|---|---|
リアルタイム | ○ | ○ |
見逃し配信 | ○ | △ |
追いかけ再生 | ○ | △ |
録画機能 | × | ○ |
※DAZNの見逃し配信の期限は1週間
DAZNは見逃し配信・追いかけ再生もしっかりとできます。
それに対しスカパーの方は、オンデマンド(スマホ専用で観れるやつ)でしか対応していません。
そのため、テレビでスカパーを観たい場合はリアルタイムのみ。
試合開始に間に合わないことが多いという方は、追いかけや見逃しができるDAZNがおすすめです。
ただ、スカパーには録画機能がついているというメリットがあります。
あまり録画をする機会は多くないと思いますが、どうしても記録に残しておきたい試合などを取っておくことができるのは便利ですよね。
違い➄:視聴に必要なもの・環境
最後は、各サービスで野球観戦をするために用意しなければいけないものの違いです。
- DAZN:ネット環境(ギガ)
- スカパー:CSアンテナ
DAZNはインターネットを使用して動画を映すので、いわゆるギガが必要になります。
毎日見るとなるとかなりの容量を消費してしまうので、Wi-Fiを用意しなければいけません。
対するスカパーはテレビなのでWi-Fiは必要ないですが、CS放送を映すためのアンテナが必要になります。
場合によっては既にCSアンテナが設置されていることもあるので、こちらを確認してみてください。
→スカパー!が視聴できるかどうかの確認方法|スカパー公式
DAZNでプロ野球を観るデメリット・注意点
次はDAZNのデメリット・注意点を説明していきます。
DAZNを検討している方は、次の2点にだけ気を付けてください。(これがOKなら大丈夫です。)
- 通信量がかなり必要
- 観られない試合が比較的多い
順番に見ていきましょう。
通信量がかなり必要!
DAZNを使うにはネット環境(Wi-Fi)が必要なことはさっき説明しました。
DAZNで野球観戦をしたときに消費するギガは次の通りです。
1時間の消費容量 | 1試合分の消費容量 | |
---|---|---|
通常モード(画質良い) | 2~3GB | 約7GB |
節約モード(画質悪い) | 0.3~0.4GB | 約1GB |
野球を1試合丸々観るとすると、通常モードで約7GB、節約モードで約1GBが必要になります。
光回線を契約している家で観る分には問題ありませんが、外で見るとなると結構痛いですよね…。
外でDAZN見すぎて通信制限かかっちまった
— AJ (@AJ_Manchester) 2020年3月25日
もしポケットWi-Fiを別で契約する場合には、月額約3,500円くらいがかかってしまいます。
そうするとスカパー以上に割高になってしまうので注意してください。
節約モードもあるが、画質が悪くなってしまう
節約モードで観ることで容量を抑えることもできますが、そうすると今度は画質が悪くなってしまうというデメリットがあります。
容量が厳しいのであれば、
- あまり注目しなくて良い場面では節約モードに
- 盛り上がってるタイミングでは通常モードに
などの工夫が必要になってきます。
正直めんどくさいですよね…。
とはいえこの辺りはビデオ配信サービス(オンデマンド)全体に言えるデメリットなので、ある程度は妥協するしかありません。
見られない試合が比較的多い!
前半で説明した通り、DAZNはスカパーに比べて放送する試合が少ないです。
具体的には広島の主催試合が観れないんでしたよね。
そのため、カープファンは今のところ、スカパー(プロ野球セット)1択になります。
他の球団のファンの方でも、マツダスタジアムで試合が行われる日には視聴できません。
ちなみに、マツダスタジアムでのリーグ戦は合計72試合ほど。
5球団との試合で使うので、1球団当たり12~13回はマツダで試合をする計算になります。
つまり、カープファン以外でも12~13回分は応援するチームの試合が放送されないことになるわけですね。
「それは嫌だ!」という方は、少し高いですがスカパーを選ぶのがいいかもしれません。
スカパーでプロ野球を観るデメリット・注意点
続いて、スカパーで特に伝えておくべき注意点は、無料トライアルがないということです。
一応契約初月は無料になりますが、その時点で退会することはできません。
最低2カ月は継続しないといけないので、3,685円は必ず取られてしまうことに注意してくださいね。
無料お試しをしたいのであれば、
という順序が一番おすすめです。
結論:プロ野球を観るなら結局DAZNとスカパーのどっちを選ぶべき?
DAZNとスカパーの違いを解説してきました。
分かりやすく比較表にまとめので、確認してみてください。
DAZN | スカパー | |
---|---|---|
リーグ戦 | 広島主催以外のほぼ全て | 全て |
月額料金 | 1,750円 | 3,685円 |
無料トライアル | ○ | × |
視聴方法 | スマホ・PC | テレビ |
画質 | ○ | ◎ |
見逃し・追いかけ | ○ | × |
録画 | × | ○ |
以上を踏まえて、「結局どっちを選べばいいの?」ということを説明していきます。
DAZNがおすすめなのはこんな人!
DAZNがおすすめなのは次のような人です。
- 広島主催の試合は観なくてもOK
- 時間が合わないことも多いからいつでもどこでも観られる方がいい(見逃し・追いかけも欲しい)
- とにかく月額料金を安く抑えたい
- いったん無料で試してみたい
DAZNはだいたい何でもできる万能型。
環境に合わせて使い方を変えられるので、多くの方が利用しています。
【いったんDAZNの無料登録を試す→イマイチならスカパーにする】という方法が一番リスクの低い黄金ルートかなと思いますよ。
スカパーがオススメなのはこんな人!
スカパーが合っているのは次のような人です。
- 広島カープをメインで応援したい(主催試合を観たい)
- スマホのネット配信ではなく、テレビで高画質・迫力のある試合を楽しみたい
- インターネット回線(ギガ)が用意できないから、テレビを使って観たい
特にカープファンは2020年現在、スカパー1択ですね。
ちょっと月額料金が高いのが気になりますが、それ相応の臨場感を味わうことがでるはずですよ。
(というか、よく考えると試合観戦1回分くらいの料金で毎日見放題なので、かなりお得な方ですけどね。)
ぜひ最適な方を選んでみてくださいね!
まとめ
以上がDAZN vs スカパーになります。
個人的にはとりあえずDAZNの無料トライアルをしてみるのいが一番良いんじゃないかなと思います。
良ければそのまま続けて、イマイチならそこでスカパーに切り替えればいいので。
配信サービス加入して、ぜひ一緒に野球観戦を楽しんでいきましょう。