【2019 広島】新外国人 カイル・レグナルト獲得!【特徴や成績】

阪神以外は候補!調査!ではなく、いきなり獲得!と来ますね。
いや、悪いとは言わないんだけど、もう少しこうエンタメ的な部分を大事にというか、だってもう連日巨人とソフトバンクのFA話飽きたでしょ?

巨人が獲得狙ってる丸なんて未だ代理人と連絡とっただけなのに毎日良くもまぁ……
だから各球団もう少し話題振りまいて良いのよ本当。戦略とかあるだろうけど話題提供するのもプロですよ。

とボヤキから始まったと所で本題。

 

広島が新外国人投手を獲得 米国出身の29歳レグナルト

広島は16日、新外国人選手として、米国出身のカイル・レグナルト投手(29)=188センチ、103キロ、左投げ左打ち=を獲得したと発表した。契約金12万5千ドル(約1400万円)、年俸40万ドル(約4500万円)プラス出来高払いで、背番号は58。

【出展:デイリー

エルドレッド、ジャクソンの放出が決まって即の新外国人。

広島の編成は実に計画的で優秀だ。今回はその「カイル・レグナルト」について基本的な情報からプレー動画なんかを見ていこう。

カイル・レグナルト (Kyle Regnault) 基本情報

 

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投/打歳(生年月日)身長/体重所属
左/左29(1988/12/13)188cm/103kgメッツ傘下(3A)
成績
  • 【メジャー通算】メジャー経験無し
  • 【マイナー通算(15-18)】154登板 212イニング 231奪三振 防御率 3.18
  • 【2018シーズン(3A/PCL)】48登板 60.1イニング 82奪三振 防御率4.77

特徴や経歴

リリーフタイプの長身サウスポー。

平均148キロの直球と平均135キロのスライダー(カットボールに近い)を軸にカーブと気持ち程度のチェンジアップを混ぜる投球スタイル。

奪三振能力が高く、3A(PCL)での通算は109.2イニング130奪三振

K/9:10.67  K%:27%を記録している。

ロードアイランド大学卒業後、三年間米独立リーグでプレー。

14年オフにフリーエージェント選手としてニューヨーク・メッツとマイナー契約を結ぶ。

その後マイナーを順調に登り17年からは3Aに、左のワンポイントとしてメジャー昇格の目が多少あるかないかと言ったところだったのだが、18年は3Aでの成績も振るわず昇格はなかった。

2018/11/16 広島が契約締結を発表

カイル・レグナルト (Kyle Regnault)プレー動画

コチラはバックネット裏から。だいぶ分かりづらい。

印象としては右打者相手には投げづらそうにしている。

こちらはブルペン動画。

直球については、この動画ではなんとも言えないが、スライダー(カット)は悪くなさそうだ。

奪三振率の高さはこのボールによるものだろうか?

カーブについては他の動画でも投げているのだが、コントロールに少し不安という印象を受ける。

ポジティブな特徴

 

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高い奪三振能力

救援投手として最も特筆すべき強みは奪三振能力の高さ。

3A(PCL)通算:109.2イニング  130奪三振  K/9:10.67  K%:27%の数字は魅力的。

 

低い被本塁打率

奪三振能力に加え、低い被本塁打率も魅力的。

3A(PCL)通算:HR/9:0.7は優秀だ。

ただ、昨年は49.1イニングで1被本塁打だったものが、今季は60.1イニングで8本と大きく成績を落としてしまったのは不安材料。

 

ネガティブな特徴

引っ掛けやすいのか暴投が少し多い

動画でも数回見られたが、どうも引っ掛けてしまうことが多いようだ。

マイナー4シーズンで暴投の数は18(212イニング)

勿論、捕手の守備力なども関わってくるため一概には言えないが、右打者へ投げづらそうにしていたのはそのせいかもしれない。

カイル・レグナルト (Kyle Regnault) まとめ

それではまとめに入る。

奪三振率の高さからも直球とスライダーについては平均以上の球を持っていると言えるし、多少制球にバラツキはあるが3A通算【BB/9:3.9】【BB%:9.8%】は及第点だろう。

だが、コレと言った武器が見当たらず、弱点と強みでプラマイゼロにしてしまってるような部分がある。

現時点では長身サウスポーでしかなく、左のワンポイント候補といったところ。

昨今のNPBトレンドを考えると、何かそれだけでも通用してしまいそうな気がしなくも無いが……

あと一つなにか、例えばスライダーに更に磨きがかかるだとか、カーブをもう少し有効に扱えるなんて武器が必要だと感じる。

29歳(12月には30歳)ということで決して若くは無いが、キャリアそのものは浅く、環境の変化による伸びしろも残されているはずだ。

高い奪三振率と低い被本塁打率というリリーフに最も必要な二つの要素は既に備えているわけだから、今後大化けする可能性に期待したい。

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